みなさんは、ネガティブな気持ちが芽生えたとき、
どう対処していますか?
元々の性格がネガティブ思考だから仕方がない
と思っていませんか?
私も以前はそうでしたが、
ある書籍に出会ってからは考えが変わりました。
性格は関係無い!ポジティブは技術だ!
そう教えてくれた書籍を紹介します。
『ポジティブの教科書』
武田 双雲(著)
この記事は以下の人向けに書かれています。
- ネガティブな性格で悩んでいる
- ポジティブは性格なので変えようがないと思っている
- 前向きな気持ちになりたい
価格:1,034円 |
書籍の紹介
著者はスーパーポジティブな書道家の武田双雲先生です。
書で人々に感動を与えるというすごい先生なのですが、
多くの人から悩みを相談される方でもあります。
私もネガティブな気持ちがひどくなると、
本書を読み返して自分を見つめ直しています。
読んだらすぐにポジティブになれるとは言いません。
ただ、前を向いて行動してみようと思えるようになります。
ポジティブは技術であり、トレーニングが必要です。
それを丁寧に教えてくれる教科書です。
ネガティブは”悪”だとは思いません。
ネガティブの良さはあると思います。リスクを考えるときや慎重に判断したいときなど、場面によっては大変役立つ性格だと思います。
なので、『ポジティブもネガティブもバランスよく』が理想かなと思います。
書籍の概要
ここからは、私が落ち込んだ気持ちの時に、読み返して前向きになれる具体的な内容を紹介します。
すべてに感謝するポジティブ
身の回りにあるもの、家族や友人、いつもの生活、それらがすべて当たり前のように感じられ、感謝することを忘れてしまいがちです。
しかし、実際は色々な人の努力や支えによって生きています。
ご飯を作ってくれる人、野菜を栽培してくれている人、ものを運んでくれる人、お店に並べて売ってくれる人、すべてに心から感謝できるなら、店員さんに横柄な態度なんて取れないですよね。
職場や学校でも人間関係は大変ですが、この世界で出会った確率は奇跡的です。
ご縁に感謝しつつ仲間を大事にしましょう。
本書では、感謝オタクと自負されている著者が感謝するためのテクニックや練習法など紹介されています。
本書を読むと本当に感謝したくてウズウズしてきます。
もっと、『ありがとう』と言いたい!
エレベーターから降りる際、操作盤の前に立っている人が『開く』ボタンを押してくれるときがありますよね。
その時、あなたは押してくれている人に何て声をかけますか?
私はいつも『すみません』と言っていましたが、『ありがとうございます』と言っている人がいました。
普段から感謝している人は、こういうところから違うのだなと気づかされました。
とらえ方でポジティブ
ネガティブな気持ちの時は、言われた言葉のとらえ方が変わることがあります。
夫婦喧嘩の始まりは、そんなつもりで言ったんじゃない・・・から始まることが多いです。
相手がイライラしていたりネガティブな気持ちのときですね。
言われた人の気持ち次第で、とらえ方が変わるのは厄介なものです。
私は本書にある、受け取り方を変える、違う価値観を楽しむ、などの考え方を学んだことで、イラっとしなくなりました。
私が実践しているのは、少々きつい言葉を言われても、あの人はきっと、そんなつもりで言ったんじゃない、と心で唱えています。
- 私のことを考えてくれての指摘
- 少し選ぶ言葉を間違えただけ
- きっと、言った相手も自身の発言を気にしている
このようにとらえると、イライラしなくなります。
職場でも、私のイライラしているところを見たことが無いと言われるくらいになっています。
とらえ方が変わるだけで、人間関係が良い方に変わります。
是非、本書で学んで実践してみてください!
人間関係でポジティブ
現代社会において、一番のストレスは人間関係です。
人間関係で悩む人は多いのではないでしょうか。
私も人間関係を良好にするために、
『嫌われない』『誰からも好かれる』
そんな人間でいれるように努力したこともありました。
でも、無理!絶対に。
色々な人がいて、色々な価値観があるのだから、
全員から好かれるなんて無駄な努力はしないこと。
本書で学び、その通りだったと思ったことがあります。
相手のために厳しい言葉を言えないのは、
『相手を傷つけてしまうかもと心配しているのではなく、
そのことで嫌われて自分が傷つくのが嫌だから。』
まさに私がそうでした。
全員から好かれるのは無理。嫌われるのは当たり前。
ならば、その人のためになることを!の精神です。
気楽に行きましょう。
たった数人の味方さえいてくれれば良いんです。
不安を解消するポジティブ
生きていると不安だらけです。
将来のこと、生活のこと、お金、仕事、健康、子供、数え上げたらキリがない。
ハッキリとこれが不安!と言えることは、対処も考えられるかもしれませんが、
何が不安なのかわからないけど、、なんか不安、
日々何か悶々と生きている・・・
なんてありませんか?
これは少々厄介ですよね。
不安の原因がわからないのですから。
そこで本書で紹介されている手法が、
『書き出す』
ことです。
手を動かしアウトプットするのは効果絶大です。
自分の気持ちや考えをとにかく書き出し整理します。
頭の中で考えてるだけでは気づかないことがわかります。
どう書き出せばよいのか?
ただ思いつくことを出し尽くせばよいだけです。
それでも、具体例が欲しい方は以下も参考にしてみてください。
イライラを解消するポジティブ
イライラの原因は『期待』。
自分の期待と現実がズレるとイライラしてしまいます。
- もっとこうしてほしかった!
- なんでこうするんだ!
- こんなはずじゃなかった!
人生は期待通りに行かないことの方が多いのだから、
完全にイライラを無くすのは無理です。
とらえ方のポジティブ技術により、
言われたことでイライラすることはあまりないのですが、
突然の事態でイラっとすることはありました。
例えば、
- 前を歩いている人が歩きスマホで遅い
- 混雑する駅で肩をぶつけられた
- 車のクラクションを鳴らされた
などなど、他にもいっぱいあります。
こういった人の動作でイライラするときの対策として、
私の場合は、全然知らないこの人のことを、
私のお世話になっている人の身内かも?
と思考してみたりしています。
私をイラっとさせたこの知らない人は、
- 子供の担任の先生の家族だったら?
- 仲の良い同僚の奥さんだったら?
- 親友の親戚だったら?
なんて想像してみると、イライラが収まってきます。
世間は狭いと言いますから、絶対に無いとは言い切れません。
明らかに日本人じゃない人の場合は・・・(笑)
いえいえ、つながりがあるかもしれません。
このようにイライラしない工夫も大事ですが、
本書では、イライラは無くせないので、
イライラしてもよい!と諭してくれます。
もっと高度なイライラに対する知見を学べます。
イライラに悩んでいる方は是非ご一読ください。
まとめ
ポジティブやネガティブとは、生まれ持った性格だけで決まることではありません。
物事をどのように捉えて、今の自分に必要な気持ちにコントロールできるかです。
前向きに行動したいならポジティブに捉え、慎重に行動したいならネガティブに捉えるようにコントロールできれば良いのです。これは性格というより技術です。
技術というからには、トレーニングすれば誰にでも習得できる技術ということになります。
このポジティブの教科書を愛読し、この技術を習得するためのトレーニングをしてみませんか?
価格:1,034円 |