浴室の手すりが汚い!
色々、ネットで調べて掃除してみたけど、汚れが全然落ちない!
それなら、
やってみると簡単にできる塗装について紹介していきます。また、交換にかかる費用例や塗装に使用した道具、塗装のコスパはどれくらい良いのか?を知ることができます。
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浴室の手すり汚れの原因は?
浴室の手すり汚れの原因は何なのでしょうか?
例えばこんな感じです。※閲覧注意
全体的に黒ずんで見えるのは、皮脂汚れですね。
毎日、手でつかむものですから、手の油分が表面に付着し、時間をかけて酸化して黒ずんだ跡になっていきます。
もう一つ、例えばこんな感じ。※閲覧注意!
皮脂汚れの黒ずみもありますが、
黒いつぶつぶのようなものは、黒カビですね。
お風呂なので湿度も高く、皮脂や石鹸カスなど、繁殖する材料が整っているため、放っておくとこんな状況になってしまいます。
最後に、例えばこんな感じ。
※※閲覧注意!!!
なんこれ!?
あり得ない・・・
こんなんなるまで放っておく??
もう何汚れなのかもわからん!
っとまあ、喚いたところで何も変わらないので、お掃除してみるだけしてみようかと、ネットで掃除方法を調べました。
皮脂汚れには重層が有効で、キッチンペーパーに重層を湿らせ巻き付け、サランラップでグルグル巻きにしてしばらく放置・・・
あれ?
全然落ちないけど??
石鹸カスはアルカリ性の性質を持つので、強くこすって落とそうなんて無理無理。酸性成分を持つクエン酸を使用してスルっと・・・
落ちんやないかい!!
せめてカビだけでもと、カビ用の洗剤を吹きかけ、サランラップでグルグル巻きにして・・・
落ちませ~~ん♪
掃除方法の調べ方が悪いのか、やり方が悪いのか、汚れが未知の世界のものなのか、これ以上時間をかけても無駄だと思い、掃除して綺麗にすることはあきらめました。
はいはい、わかりました。
新しい手すりに交換します。
浴室の手すりの価格調査
TOTO製の手すりなのですが、調べると「インテリア・バー」という製品なのですね。いやぁ、おしゃれ感のある名称ですな。私のは得体の知れない黒ずみバーという感じですが。
メーカーのカタログで調べてみると・・・
600㎜タイプ2本:¥13,300×2 = ¥26,600
800㎜タイプ1本:¥14,500
合計:41,100円(税別)
いや、さすがにこれは高すぎです。なので、amazonや楽天市場で調べてみると・・・
600㎜タイプ2本:¥6,900×2 = ¥13,800
800㎜タイプ1本:¥10,540
合計:24,340円(税込)
それでも、ちょっと高いかな・・・こればっかりは、無いと困るので仕方がないかと思い始めたときに・・・塗装するのはどうだろう・・・と閃いたのでした。
手すりの塗装準備
塗装なんてやったことないので、まずは何が必要なのか調査。
- 水性塗料
- 刷毛(はけ)
- 受け皿
- マスキングテープ
- 古新聞
水性塗料とは、主成分が水から出来ているため、臭いもなく優しい塗料です。室内で使用するなら水性塗料、室外で使用するなら油性塗料、がおすすめのようです。
私が使用したのは、DCMブランドの水性マルチ高耐久ペイントです。
2000円もかからなかったと思います。
刷毛(はけ)は塗料を塗るための道具です。これは100円ショップのもので十分です。広く塗れる大きめの刷毛と、細かいところを塗るための小さめの刷毛と2本購入すると良いです。
この画像の刷毛のように大小揃っているとバッチリです。
これで500円もしないと思います。
私は100円ショップで買った刷毛で十分でした。
受け皿とは、塗料を入れる道具です。水で薄めたりする場合もあるので、準備しておきます。
左図のような小さいもので十分です。350円もしないものです。
100円ショップにあればそれでもかまいません。
マスキングテープとは、対象の塗装か所以外を汚さない目的で使用される保護用テープのことです。簡単に貼れて、剥がすのも簡単に剥がれます。
こんな感じで、塗る対象の境界部分に張ります。マスキングテープが張ってあれば、少々はみ出ても良いので、大胆に手早く塗ることができます。目立つ黄色のテープなどがおすすめです。
最後は、古新聞です。これは作業場を汚さないためのなので、ビニールシートでもなんでも良いです。塗料で汚れたら捨てることになりますので、古新聞が使い勝手が良いと思います。
浴室の手すりの塗装
そもそも手すりは外せるの?と疑問があるかもしれませんが、意外と簡単に外せます。メーカーや型式によって異なると思いますが、TOTO製の手すりの外し方を参考までに。
無事に浴室の手すりを外したら、新聞紙の上でいよいよ塗装です。塗装する個所としない個所の境目にマスキングテープを貼ります。そして、優しく刷毛で塗っていきます。最初はムラが目立つと思いますが、気にせず一通り塗っていきます。
ムラを気にしないのは、一度塗りではどうしてもムラができるからです。素人ならなおさらなので、気にせず一通り塗り、乾燥させた後、二度目の塗りで仕上げていくイメージです。
いかがでしょうか?
初めてのド素人でも、まあまあ綺麗に仕上がりました。先ほどの黒ずみバーと比較したら明らかにマシになったと思います。
まとめ
塗装はとても簡単でした。必要な道具も安く購入することができます。
水性マルチペイント 白 0.7L:1,958円
刷毛30㎜:110円
刷毛70㎜:110円
受け皿:323円
マスキングテープ:153円
合計:2,654円
価格の面で見ると、塗装は良策と言えます。ただ、作業時間と乾燥時間がかかります。塗料によって異なると思いますが、今回使用した塗料は、乾燥時間が夏期は30分~1時間、冬期は2~3時間かかります。奇麗に仕上げるには、2度塗りする必要があるので、乾燥するまで待たなければなりません。
一番良いのは、普段から手すりの清潔を保つために、こまめに掃除してしっかり乾燥させることです。今回のように、掃除しても落ちない手遅れな汚れの場合は、塗装することをおすすめします。
新規で購入する前に、どうせ捨てるならダメ元で、塗装に挑戦してみるというのはどうでしょうか?意外と簡単で、意外と楽しいですよ。
塗装が簡単だとわかり、キッチン内部の塗装に挑戦。
なんと調子に乗って、天井塗装にも挑戦!