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リフォーム

【DIY】ジプトーン天井塗装~下塗り無し短時間&低コストに挑戦

みなさん、こんにちは。

お家快適空間クリエイターのはしかずです。

今回のテーマは、天井塗装です。

天井を短時間&低コストで奇麗にします。

ただし、40年越えの古い一軒家なので、完璧に奇麗にするのではなく、ある程度に奇麗になれば良いというのが目標です。

なので、下塗りのシーラー無しで挑戦してみました。シーラー塗りにかかる時間と費用をカットしてみました。どんな仕上がりになるのか、お楽しみに。

また、使用した道具や費用なども紹介します。

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塗装する前の天井

古い一軒家なので、天井はジプトーンと言われる化粧石膏ボードです。下の画像がジプトーンです。一度は見たことがあると思います。

新しい家にはあまり見かけないと思いますが、昔はよく使われていたようです。最近の住宅では見ませんが、職場や学校の天井を見てみると、ジプトーンかもしれません。

さて、我が家の現状は下の画像の通り。

傷みによりジプトーンを1枚交換したところと、それ以外のところの差が丸わかりですね。あと、大き目の電灯から小型のLEDシーリングライトに交換したら、大き目の電灯により汚れが付着していなかったところも目立ちます。もともとは、これくらい白かったようです・・・。

別の角度からもう一枚。

いやぁ、汚いですね・・・これが40年以上の汚れです。

ジプトーンの穴には、防音の効果がある

塗装以外の対策

塗装以外にも天井を綺麗にする方法があります。

ジプトーンにクロス貼り

一番難易度が低いのではないかと思います。それに、一番おしゃれで綺麗になると思います。クロスも色々な柄や色がありますので、おしゃれな部屋に仕上げることも可能です。

ただ、今回はクロス貼りという選択肢はとりませんでした。理由としては、

  1. ジプトーンに穴がある
  2. ジプトーンが一部変形している

ジプトーンには防音効果のための穴が不規則にあります。ここに直にクロスを貼ると、経年で剥がれてくるのではと考えたためです。すべて穴を埋められれば良いのですが、それは時間がかかり過ぎますね。

もう一つは、ジプトーンの板がところどころ変形、曲がっているためです。まっすぐでないところにクロスを貼るのは、剥がれの原因になりそうなので、クロス貼りはやめました。

ジプトーンにベニヤ板張りでクロス貼り

ジプトーンの上にベニヤ版を張って、その上にクロスを貼る手法です。ベニヤ板を張ってまっすぐにしてしまえば、クロスも綺麗に貼ることができます。

ただ、一人では難しいと思います。今回は一人で行うので、この手法は選択できませんでした。二人以上でやれるなら、挑戦してみても良いと思います。

塗装に必要な道具

塗装するために必要な道具を紹介していきます。

水性塗料

肝心のペンキですが、水性であればあとはお好みの色で。注意点としては、十分な量が必要です。部屋の広さにもよりますが、5畳(約8㎡)の天井を塗装するのに、1.6Lの水性塗料を使用しました。必ず2度塗りするので、1回あたり0.6L使用したことになります。値段は2,200円くらいです。

ローラー&伸縮継ぎ柄

広い範囲を塗るので、ローラーは必須です。さらに、天井を塗るので伸縮できる継ぎ柄も必須です。脚立を移動させながら、上ってローラーで塗るのは時間も手間もかかるし、転倒する可能性もあり危険です。

今回使用したペイントローラーは、22.5cmの大き目のものを使いました。一気に手早く塗るために大きいサイズのローラーにしました。

そして、これだけだと高い天井は塗ることができないので、伸縮可能な継ぎ柄を使用しました。これをペイントローラの柄に装着することができ、高い天井も脚立無しで塗ることが可能になります。天井だけでなく、壁の上の方とかにも使えるので1本は持っておきたいもの。

塗料受け皿

塗料を入れる受け皿です。何でも構いません。ただし、今回は22.5cm(9インチ)の大き目のローラーなので、それが入る大き目の受け皿を使用します。軽くて丈夫な以下の受け皿はおすすめです。

マスキングテープ

塗装に絶対必須の塗料付着防止道具です。塗料を塗りたくないところを、防御するために必要です。どれだけ気を付けても、意図しない部分に付着してしまいます。なので、面倒くさくても、塗装したくない部分はしっかりガードすることが重要です。

そして、そのガードがとっても簡単にできるおすすめツールが以下のマスカーです。テープとガード用のナイロンがセットになっている優れものです。天井を塗装するためには、壁や床をガードする必要があるので、ある程度の長さが必要となります。

マスカーは、30㎝~3mまで色々長さがありますので、用途にあったものを購入してください。

マスカーを使って、壁を覆うように、ぐるりと部屋全体をガードしていきます。

その他

床には、ブルーシートを敷きます。100円ショップで売っているもので十分です。

汚れてもいい服で作業します。どれだけ気を付けていても、絶対に塗料がつきます。なので、お気に入りの綺麗な服は絶対NGです。

あとは、ガード用の眼鏡もあると良いです。天井を見上げながらの作業なので、塗料が顔に散ってくることがあります。目をガードするために、汚れてもよい眼鏡があると良いです。

滑り止めのついた手袋・軍手があると良いです。手に塗料がつくのは問題無いのですが、ローラを滑って落とすことが無いように、滑り止めの手袋があると便利です。

最後に、脚立です。天井塗装のために、ライトを外したり、マスキングしたりなど、高所での作業が必要となるので、脚立は必要です。

ジプトーン天井塗装

塗装する前に、天井のある程度の汚れやほこりは落としておきます。ぞうきんなどで水拭きします。築40年を超える汚れなので、水拭き程度では綺麗になりませんが、ほこりなどを落としておく程度です。

早速、塗装準備です。ここで、塗料を受け皿に入れるときの一工夫です。そのまま入れると、塗料缶の口回りや側面にペンキがついて垂れてしまいます。それを防ぐために、養生テープで下画像のように貼ります。

実際に、塗料を受け皿に入れている動画です。動画を見てもらった方が分かりやすいと思います。

そして、いよいよ天井を塗装していきます。

しっかりと塗料を染み込ませ、ボタボタ落ちないくらいまで十分に受け皿で塗料を切ってから塗っていきます。2度塗りは必須なので、1度目は大胆に手早く塗っていきます。ムラがあっても気にせず、一通り塗ることに全力を尽くします。

ずっと上を向いての作業なので、時々休憩しながら塗っていきます。

ただし、

足もと注意!!

上ばかり見ていると、足元にある塗料を踏んでぶちまけるかもしれません・・・

天井を塗装した結果

塗装前と後の天井を比較してみます。

これは、下塗りを省き、2度塗りした結果です。

よく見ると、塗りムラがありますが、塗装前に比べたら明らかに見るに耐えられるレベルにはなっています。

作業時間は乾く時間を含め3時間でした。11月で雨も降っていたので、2時間くらい乾き待ちしました。夏の晴れた日であれば、30分くらいの待ち時間で2度塗りできるとなると、1時間くらいで終わるかもしれません。

まとめ

今回は、ジプトーンの天井塗装に挑戦しました。

本来であれば、下地に浸透シーラーを塗っておいて、塗装を定着しやすくすれば、もっと綺麗に塗装も長持ちするのではないかと思います。

ただ家は、築40年を超える一軒家なのです。ある程度綺麗な天井になれば十分なのです。作業時間は3時間、費用は5,000円くらい。これくらいで天井がある程度綺麗になるのであれば、天井塗装ありです!

難点は、ずっと天井見上げての作業になるので、首が痛くなることですね。


他にも、キッチンの塗装に挑戦しました。

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